ぎっくり腰

ぎっくり腰の基礎知識

急に腰が痛くなる症状を総じて「急性腰痛」または「ぎっくり腰」と呼びます。 ぎっくり腰が起こるきっかけは、「重いものを持ち上げようとした」「顔を洗おうと前かがみになった」等、痛めた瞬間がはっきりとわかるものもあれば、「朝起きたら痛くて起き上がれなくなった」等、きっかけがはっきりしないものもあります。動くのが困難な場合の基本的な対応は、楽な姿勢を取り安静にすることです。無理に動くと炎症が広がり、症状を悪化させてしまう場合があります。動けるようになったら、すぐにかかりつけの整骨院や整形外科を受診しましょう。

本当にぎっくり腰?

急に腰が痛くなった場合、すぐに救急車を呼んだり、車で運んでもらい医療機関を受診したほうが良い場合があります。そういったぎっくり腰の判断の基準として「発熱」や「冷や汗」があげられます。冷や汗が出て、姿勢維持が困難であり、下肢にしびれや痛みの症状が強く出る場合は「急性椎間板ヘルニア」の可能性があり、その場合手術になる事も多くあります。そのため、マッサージなどはせず、すぐに医療機関の受診が必要です。

それ以外にも脊柱や内臓の病気が関与して腰痛が起こる場合もあります。

腎結石や尿管結石などは腰痛が典型的な症状であり、どんな姿勢でも痛みが和らがず、冷や汗などが出るのが特徴です。

他にはヘルペスウィルスが原因の帯状疱疹による腰痛もあります。皮膚に発赤が出てるようなら疑ってみるのが良いでしょう。

筋肉や骨格の症状であれば基本的には2,3日ほどで動けるくらいまでは回復するはずなので、上記のような特徴がなくても、改善が見られないようなら一度医療機関を受診することをお勧めいたします。

鴨居よつば整骨院ではぎっくり腰に対する治療として、マッサージや鍼灸で筋肉をほぐしたり、炎症を抑える処置をしていきます。また、骨格調整などで姿勢を改善して症状を軽減させるのもお勧めです。さらにコルセットの処方やテーピングにより、日常生活での負担を軽減させていきます。

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