逆子

逆子の基礎知識

逆子とは、お腹の中で胎児の頭が上にある状態のことをいいます。通常であれば、出産が近づくにつれて頭部が重くなるため、胎児の頭は子宮口のある下を向いた状態になります。この頭が下を向いた一般的な胎位は「頭位」といわれます。それに対して、逆子は骨盤位」や「臀位」などと呼ばれます。ほかにも、胎児の頭が真横を向いた「横位」や、斜め上または下を向いた「斜位」などもまれにみられます。

逆子をはじめとした胎位の異常は、妊婦健診で行われている超音波(エコー)検査により調べられます。胎児の発育の経過を見るとともに、体の位置や向きなどの異常も調べます。また、逆子になっても、自然と頭位へ戻る場合が少なくありません。ほとんどの妊婦さんは分娩までに胎位が正常になり、分娩時に逆子である確率は約3~5%ともいわれます。このような理由から、逆子の診断は妊娠30~32週を目安に行われます。

逆子の灸

逆子治療のお灸をするタイミングは 妊娠28週以降~32週位までの時期が最適 で、34週~確率が一気に下がるといわれています。

それ以降でも戻る可能性はありますが、赤ちゃんが大きくなると動くスペースが狭くなりますので動きづらくなってしまい治りにくくなるため 最大で36週目までが鍼灸治療の対象となり、36週過ぎると帝王切開となります。なので、28週目以降で逆子と分かった時点でなるべく早く逆子治療を行うことがいいといわれています。

鴨居よつば整骨院では、逆子の灸として、至陰(しいん)と三陰交(さんいんこう)というツボにお灸を行います。また、自宅でもできるようにお灸の仕方をお教えいたします。

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