産後⾻盤・⾻盤底筋のトラブル

産後の骨盤の基礎知識

産後に骨盤が歪むのは、出産によって骨盤が大きく開くことが原因です。

女性は妊娠すると、関節を柔らかくするリラキシンというホルモンが出てきます。

リラキシンは、妊娠7週目頃から出てきて、産後1か月頃までずっと出続けます。

リラキシンの出ている間は関節が柔らかい為、歪みやすい時期でもありますが、逆に言えば人生で最も体の歪みを直しやすい時期でもあります。産後6か月を過ぎてくると骨盤周りや身体が硬くなってきやすいので矯正も時間がかかるようになってきます。歪んだ骨盤は、産後数ヶ月かけてゆっくりと元の状態に戻ろうとしますが、妊娠や出産を通して骨盤のバランスが崩れていると、正常な位置に戻りづらくなるといわれています。 また、横座りや椅子での足組み、猫背、あぐらは体を歪める姿勢なので、産後2〜3ヶ月頃までにこういった姿勢をとっていると、さらに骨盤が歪んでしまいます。

産後骨盤調整はいつから始める?

産後1か月はなるべく安静にして産後のダメージから身体の回復を優先するのが良いとされています。1か月検診でママと赤ちゃんとの体調が問題ないとの診断を受けてから、骨盤調整を受けるのがおすすめです。

そのため、産後骨盤調整のベストな時期は、産後2か月~6か月くらいまでの4か月間の間とされています。(帝王切開の場合は、産後3か月後からが目安です)

鴨居よつば整骨院では、産後の骨盤のゆがみに対して、骨盤調整やマッサージによって姿勢の改善を図っていきます。また、骨盤底筋のトレーニングを指導し、骨盤の安定と腰痛予防を行います。

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